2011/12/07
開院20周年・C型肝炎の夢のような治療法
開院20周年(2011年5月)
竹越内科クリニック開院20周年を向かえることができました。皆様のお蔭様と感謝しております。2011年4月30日、20周年を記念して、ホテルニューオオタニ高岡にて、感謝祭が催されました。高岡地区の病診連携・診診連携でお世話になっている先生方、院外薬局さん・種々業者さんに加えて、ドイツよりドイツ癌研究センター元上級研究者のHans Jörg Hacker先生にも参加していただきました。東日本大震災・福島原発問題の直後にも関わらず、出席していただいたすべての方々にお礼申し上げます。大成功でした。非買品の記念本「B型肝炎ウイルスの凄さに魅せられて」も自費出版しました。
ドイツのHacker先生について一言。当時、原発問題で、ほとんどの外国人は、日本に来ませんでした。しかし、Hacker先生は、「偏西風は、西より東に流れている。高岡は大丈夫なはず。なにがあろうとも、高岡に行きます」と、仰って下さいました。感謝感激。流暢な英語でシャワーのように語りかけます。
C型肝炎の夢のような治療法(2011年11月)
2011年11月6日、アメリカ・サンフランシスコで開催されたアメリカ肝臓学会(American Association for the Study of Liver disease)にて、C型肝炎の夢のような治療法が示されました。タイトルは、「インターフェロン無しのPSI-7977の12週間の治療で、C型肝炎ゲノタイプ2/3が、100%治癒する」です。
Edward J Gane博士の発表です。 Pharmasset 社が開発したウリジン核酸アナログ製剤(PSI-7977----1日1回400mg経口)とリバビリンの併用12週間処方で、C型肝炎(2/3型)が10例中10例(100%)で治癒した(第2相試験)。Pharmasset社によると、すべてのゲノタイプ(1型を含む)のC型肝炎を対象とした第3相試験が2012年に予定されており、2013年には、アメリカのFDA(U.S Food and Drug Administration)の許可をとる予定だそうです。気になる副作用ですが、PSI-7977+ペグインターフェロン+リバビリン投与群の72%に比し、PSI-7977+リバビリンでは、40%と少なく、好中球減少はなく、貧血も軽かったと報告されています。日本でも、早く薬剤承認が望まれます。